脈診と経絡の基礎講座:免疫力と経絡・胆と胆経編

 
免疫を東洋医学的で理解しつつ各経絡の働きや使い方と結びつけて理解する講座です。
 
12ある経絡の使い方を免疫と絡めながら理解する内容でもあります。その上で、各経絡の臨床的使い方のポイントを実技を踏まえてお伝えしていきます。実技における変化を脈診や腹診、背部診などでチェックしながら進めていくので、脈診のし方などもその都度お伝えしていきます。
 
今回は"胆と胆経編"となります。
 
胆は清汁を貯蔵・分泌する臓器であり、消化補助や経絡強化などの働きがあります。胆汁は陽気と関係し、経絡は免疫力の陽気となる相火を動かす経絡です。胆と胆経の働きは身体の陽の活動と連動しており、その活動状態に応じて免疫力を左右すると言えます。
 
この胆の働きと免疫力を臓腑の働きから解説し、胆や胆経が停滞した時の病態と脈にどのように現れるかをお伝えします。其の上で胆の働きを上げるアプローチを経絡や穴の使い方をセルフケアと他者への施術のやり方としてやっていきます。